こんにちわ!
代表の吉田です。

熱いのか寒いのか、まったくもって予想できない気候が続いています

 

さて、実は昨年2020年7月30日に、FIT制度に係わる再生エネルギーである木質バイオマス燃料の供給事業者の認定を受けました!

これは、廃棄物を扱う私たちにとって、地球環境の負荷改善に寄与できる大きな指針となる認定だと考えています

 

近年、温室効果ガスの排出量は増加しており、2013年度には過去最高の排出量を記録しました。

こうした中、パリ協定において、

 

(1)世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力をすること、

(2)そのため、できるかぎり早く世界の温室効果ガス排出量をピークアウトし、21世紀後半には、温室効果ガス排出量と(森林などによる)吸収量のバランスをとることなどとされており、

 

温室効果ガスの排出量を削減していくことが必要です。

また、資源に乏しい我が国は、エネルギーの供給のうち、石油や石炭、天然ガスなどの化石燃料が8割以上を占めており、そのほとんどを海外に依存しています。

特に東日本大震災後、エネルギー自給率は10%を下回っており、エネルギー安定供給の観点から、この改善を図っていくことが重要です。

 

再生可能エネルギーは国産のエネルギー源であるため、エネルギー自給率の改善にも寄与することができます。

 

みなさんFITという言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

FIT とは Feed-in Tariff の略で再生エネルギーの固定価格買取制度の事で、再生エネルギーで発電した電気を電力会社が一定価格・一定期間買い取ることを国が保証し、この再生エネルギーの普及を促進するための制度です。
日本では 2012 年 7 月から再生可能エネルギーに対する固定価格買取制度がスタートしました。

 

対象となる「太陽光」「風力」「水力」「地熱」「バイオマス」といった再生可能エネルギーは、温室効果ガスを排出せず、国内で生産できることから、エネルギー安全保障にも寄与できる有望かつ多様で、重要な低炭素の国産エネルギー源です。

その中でも私たちが携わっている再生可能エネルギーは”バイオマス”です。

バイオマスとは、動植物などから生まれた生物資源の総称で、これらの資源からつくる燃料をバイオマス燃料と呼びます。
つくられる燃料は、ペレットなどの固体燃料、バイオエタノールやBDF(バイオディーゼル燃料)などの液体燃料、そして気体燃料と様々なものがあります。

 

私たちは電力発電事業会社が電気を発電するための、バイオマス燃料の製造を行っているのです

 

バイオマス発電の特徴

1.地球温暖化対策光合成によりCO2を吸収して成長するバイオマス資源を燃料とした発電は、CO2を排出しないものとされています。

2.循環型社会を構築未活用の廃棄物を燃料とするバイオマス発電は、廃棄物の再利用や減少につながり、循環型社会構築に大きく寄与します。

3.農山漁村の活性化家畜排泄物、稲ワラ、林地残材など、国内の農産漁村に存在するバイオマス資源を利活用することにより、農産漁村の自然循環環境機能を維持増進し、その持続的発展を図ることが可能となります。

4.地域環境の改善家畜排泄物や生ゴミなど、捨てていたものを資源として活用することで、地域環境の改善に貢献できます。

 

木質バイオマス燃料の製造、流通フローと製造の様子

 私たちは今後も、資源を有効に活用できる環境ソリューション企業でありつづけます

今後も、解体工事や産業廃棄物処理は弊社にお任せください!